気高き「憲法九条」
植木 邦彦
日本国憲法が施行されて65年、1945年生まれの私の年齢とほぼ同じです。その九条は人類が戦争を繰り返す中から生み出した歴史的遺産です。それは日本に託された夢であり、理想であり、拠りどころだと思います。二度と戦争を起こさないという姿勢を貫き通してきたことに日本人のほこりがあると思います。
しかし、現実は九条の想定からかけ離れ、改憲しようと企てられています。子や孫の世代以降も末永く平和であることを願い、気高き「憲法九条」を守る輪を大きくしていきたいと思います。
(2012年11月12日会報記載)